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2017年 02月 11日
◎コースプロフィール
愛州の里~切原浅間山~大広山~泉川渓流~馬山~愛州の里 三重県南伊勢町 距離:12.0km 累積標高差:580m(4.8%) トレイル率:58% 体力:★★☆☆☆ 技術:★★☆☆☆ 案内板は多いが、所々不明瞭なトレイルがある 所要時間:1時間40分 難易度:★★☆☆☆ 初~中級 海と出逢えるトレイル満載、僕が今、一番注目している南伊勢町五ヶ所浦周辺のフィールド。ラン復活はまだまだまだ遠い話ですが…リハビリ兼ねて昨冬から足しげく通って、ようやくここで紹介できる一つのコースが組めました。切原浅間山、大広山、馬山を巡るコース、三山の標高を合わせても1,000mに満たないほどの山々ですが、それぞれの山頂から海が望める景色が素晴らしいのです! 南伊勢町役場近くの愛州(あいす)の里が発着地。庭園や水車のある公園、五ケ所川沿いの遊歩道トレイル抜けて、切原の集落へ。右手に最初に登る切原浅間山が見えてきます。集落内には登山口への案内板は全くないので、要注意。地図をよ~く読んでください。 ミカン園の間ののどかな農道を登っていくと、登山口に到着です。 ◎五ケ所川沿いの遊歩道トレイルから始まり… ◎鳥居のある切原浅間山の登山口へ この石段も、最初は傾斜は緩やか、一段一段も高くないのですが、登るにつれて、傾斜はきつくなり、一段一段が高くなってきて、バーティカルランナーの皆さんは泣いて喜ぶような?急登に変貌。ただ、距離は短いのでご安心を、脚が悲鳴を上げる前には、山頂に到着できるはずです。 山頂の神社の横をすり抜けて、数十m先進むと鉄製のやぐら仕立ての展望台があります。ここからの眺め、歓声を上げない人はいないはず!この日は、真冬とは思えない穏やかな日。暖かい日差しを浴びて、手すりにもたれて、ぼ~っと景色を楽しめる幸せなひととき。 ◎出だしは緩やかな走りやすいトレイル ◎山頂直下、直登の石段、きついっ! ◎展望台から望む切原の集落 ◎五ケ所湾を一望、碧い空と海が眩しい! いったん山頂に戻って、反対側から、運搬用のモノレールの軌道を横目に石段トレイルを下ります。鳥居をくぐり、明るい雰囲気の植林帯の中、林道を500mほど進むと、林道が右へ大きくカーブしています。そこは道の分岐になっていて、ここは真っ直ぐ進んでいきます。大広山への縦走トレイルへ。 この区間、急斜面皆無、緩やかな気持ち良く走れるトレイルがしばらく続きます。ハイカーさんと会う機会もほとんどないと思うので(5回ほど来ていますが、いまだ誰にも会わず…)、どうぞ思う存分飛ばしちゃってください。ただ、踏み跡不明瞭な区間が多少あるので、トレイルを外さないように飛ばし過ぎには注意。 途中、ちょっとした岩場が現れますが、木々が開けて大広山が一望できる、なかなかの好展望スポット。 この地域の山ではよくある、シダジャングルに悩ませられるなんてこともなく、快走トレイルはまだまだ続きます。案内板が林立する白滝分岐(交点)を真っ直ぐ、トレイルは登りに転じて、尾根を緩やかに登っていきます。周りの植生は、植林帯から自然林へ。木漏れ日眩しい中、やや急な斜面をこなして大広山の山頂へ。 山の深さと海の近さの絶妙なバランスの良さが、ここ大広山の魅力で、このコースの三山の中で、僕はここから望む海が一番好きですね。ベンチあり、座るのに適当な石も多くて、のんびり山ランチを楽しむのも絶好の場所です。 ◎快走トレイルを下っていき… ◎案内板が林立する白滝分岐へ ◎オレンジの案内板に導かれ、大広山へ ◎山頂直下の自然林、この日は木漏れ日が暖かい! ◎大広山山頂、山の深さと海の近さの絶妙なバランスの良さがここの魅力 三山目の馬山へ。大広山直下のトレイルは不明瞭なので要注意です。南側(海側)の岩場をすり抜けて、急斜面を下っていきますが、落ち葉たんまり積もって踏み跡ばっちり不明瞭、しかも急斜面が続くので滑りやすく、ここはテープを見落とさないためにも、慎重に進んでください。 400mほど下ると、オレンジの案内板が出てきます。泉地区方面へ、左に90度折れるようにトレイルが続きます。つずら折れの林道を下っていき、大広山の登山口へ。 ◎岩の間をすり抜けて… ◎不明瞭区間、テープを慎重にたどって… ◎泉地区方面へ ◎林道をひたすら下り… ◎大広山の登山口へ ここからは泉川の渓流沿いのロードを駆けていくことになります。南国の低山、夏のトレランには全く向かないフィールドですが、5月頃、新緑の季節は、せせらぎを聞きながらの木陰ランが心地良さそうな区間です。しばらくは一本道、2kmほど下って現れる分岐を右へ、緩やかに登って行くと、右手前方に、最初に登った切原浅間山が見えてきます。 泉地区側の登山口を過ぎて、オレンジンの案内板、中電の黄色い標識がある分岐を左手に折れ、300mほど林道を登って行くと右手にオレンジの案内板がある分岐に出ます。ここから右手、馬山へのトレイルに入っていくのですが、出だしが分かりにくい。石垣沿いに進んでいくと、テープが見えてくるので、左手にミカン園を見ながら緩やかな尾根を登っていきます。 しばらくすると明瞭なトレイルになり、送電線の鉄塔へ。さらに尾根を登っていき、急斜面をこなしていくと三山目のピークハント、馬山の山頂へ。 ◎泉川渓流沿いの心地よいロード ◎分岐を右へ、切原方面へ ◎オレンジの案内板と、中電の黄色の標識のある分岐を左へ ◎オレンジの案内板がある分岐が馬山へのトレイルの入口 ◎出だしが分かりにくい、石垣沿いに登っていくと… ◎次第に明瞭なトレイルに ◎送電線の鉄塔のあるピークを通り… ◎急斜面を登り切って山頂へ ここの馬山の魅力は、何と言っても海の近さ。たった198m登ってこの眺め!午後だと、ちょうど太陽を正面から望むことになるのできらめく海が、午前中だと、太陽はまだそれほど高くないので、深みのある蒼い空と海が楽しめます。 この日、馬山に着いたのは14時頃、海面を照らす光が眩しすぎる! ◎馬山山頂へ、海が近い!たった198mでこの眺め! さて下山ルート。海側に鉄塔が見えますが、そちらの方向に向かいます。山頂直下は少し分かりにくいのですが、急斜面を下りていくトレイルをたどっていきます。ロープ場を過ぎて、緩やかな傾斜の尾根トレイルを下っていき、山頂から見えていた鉄塔が現れます。なおも緩やかな傾斜の、落ち葉フカフカの尾根トレイルを下っていきます。 途中、オレンジの案内板がある分岐が出てきます。左右どちらでも愛州の里にたどり着けますが、このコースでは、左手の役場方面に向かいます。分岐直後は、距離は短いですが不明瞭なトレイルが続くので、テープを慎重にたどってください。 時折望める海も次第に近くなってきて、ミカン園の間を抜けていき、南伊勢町浦の登山口へ。そして町中の路地つないで愛州の里へ戻ります。 ◎山頂直下のロープ場 ◎鉄塔の横を通り… ◎落ち葉フカフカのトレイルが続く ◎この分岐は左手、役場方面へ ◎ミカン園と海を眺めながら登山口へ ◎町中を抜けて、愛州の里へ 距離も長くなく、ロード区間も多いので、走力ある人が気合入れたら70分くらいで走れそうなコースですが、山の、そしてトレランの魅力は標高や距離だけではない、というのを感じ取ってもらえるんじゃないでしょうか。 ベストシーズンは冬。冬型の気圧配置が緩んだ日をねらって、山メシ道具をバックパックに詰めて、のんびりランを楽しんでほしいですね。そして、新緑の季節もいいですよ。イモ虫の落下傘部隊?が出てくる前、4月下旬~5月上旬が新緑の季節がお薦めです。 まだまだ魅力探し尽くして切れていない南伊勢、探索行はしばらく続きそうです。 ◎愛州の里 国道265号線五ヶ所浦の交差点から県道12号線を北に入りすぐ #
by todo-y
| 2017-02-11 23:50
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